
奈良のちょうど真ん中あたりにある橿原市。アヴニールに入社して奈良エリアの担当を任されるかもという話が出て、最初聞いた時は正直大阪じゃないのかと思いましたが広島から関西に出てきて大阪に3年住んでいたこともあり、「環境変えるタイミング的にちょうどいいかもしれない」と思って、そのままの流れで橿原にも引っ越しをしてきました。
奈良といえば観光のイメージが強い人も多いと思いますが、実際に住んでみるとちょうどいい感のある街で、なんだかんだ住みやすい。セッション中の話題作りや、ずっと地元に住まれているお客様が話す内容を理解するきっかけにもなるので、今回は軽く橿原を紹介してみます。
橿原といえば「日本のはじまり」感
まず橿原といえば、やっぱり「日本のはじまり」感。代表的なのは橿原神宮で、ただ歩くだけでも気持ちが整うような場所です。初代天皇・神武天皇を祀っているだけあって歴史の密度が濃く、とくに朝の橿原神宮は空気が澄んでいて、散歩しているだけで自分だけ特別な時間を過ごしている感覚になります。とても有名なため正月はとんでもない人混みらしく、ここ最近のセッションで年末年始の話題になるとお客様から「人多すぎて行く気しない」とよく聞きます。
意外と“アクセス良い”橿原
それと、こっちに住んでみて意外だったのが、橿原は奈良の中でもトップクラスにアクセスが良いこと。「奈良=不便」というイメージを持っていた自分も驚きました。
京都まで約1時間
名古屋方面にも行きやすい
伊勢志摩あたりにも乗り換え少なめで行ける
大阪方面はもちろん電車一本でいける
奈良に住みながら、サッと都会に出られる感覚があるのは本当に便利です。実際、担当しているお客様の多くが「奈良が便利で大阪にもいきやすいので出る理由がない」とずっと奈良に住まれている方も多いです。
買い物はイオンモール橿原でだいたい完結
生活のしやすさも高く、買い物はイオンモール橿原(元アルル)があるからだいたい何でも揃う。映画、服、家電、食品、飲食店、全部ここで完結します。個人的に驚いたのが、なぜか世界一大きい無印良品があること。引っ越した際に友達が橿原に遊びにきてくれてみんなで行ったのですが建物自体がデカすぎてすごい超えて面白かったです。
医療が揃っていて、暮らしの安心感がある
医療も充実していて、総合病院・クリニック・歯科など一通り揃っているので、家族で住むにも安心。何かあってもわざわざ遠くの大きな街に出る必要がないのは大きいポイントかなと思います。
自然との距離が近い。大和三山が日常にある
自然との距離もちょうどよく、大和三山(畝傍山・耳成山・天香久山)がすぐ近くにあるので、散歩やジョギング、軽い登山は日常レベルでできます。ちょっと気分転換に山のふもとまで行くと、急に空気が変わって奈良だなあとなります。都会でも田舎でもない、どっちの良さも持っているバランスが橿原らしいところで個人的に地元福山ととても雰囲気が似ていて好きです。
今井町の“ちょうどいい古さ”と散歩感
歴史が好きな人には古代のロマンが詰まっていて、今井町は江戸時代の街並みがそのまま残っており最近はカフェや雑貨屋も増えてきて観光地というより普通に散歩コースや憩いの場として使える場所になってきています。
子育て世代の移住も増えているらしい
ここ数年は子育て世代の移住も増えていて、公園多く、学校や保育園も揃っている、治安もそこまで悪くない。真菅・八木・新ノ口あたりは駅チカの物件も増えていて家賃も大阪に比べると比較的安い、転入者がかなり多く実際に2025年奈良の住みたい街ランキングでは2位みたいです。
車があるとさらに生活の自由度が上がるので、ファミリー層にはちょうどいい街なんだと思います。
まとめ:観光と暮らしが両立している街
橿原の魅力をまとめると、「観光と暮らしが両立している街」。歴史は深いけど堅苦しくなく、便利で住みやすいけど都会のゴチャゴチャ感は少ない。大和八木駅前は学生の溜まり場みたいになっていて普通に騒がしいですが。旅行で来ても楽しく、住む目線で見ると「意外と良い!」と感じる街。それが橿原の面白さで、住んでみて分かる魅力かなと思います。
