水だけでは足りない?隠れ脱水に要注意(森川トレーナー)

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夏場の水分補給は「量」だけでなく「質」も大切

夏場の水分補給は、熱中症対策として最も基本的な行動の一つです。しかし、「とにかく水をたくさん飲めば大丈夫」という認識だけでは不十分なケースもあります。


汗とともに失われる「電解質」

汗をかく際、体からは水分だけでなく、ナトリウムやカリウムなどの電解質も失われています。
長時間の運動や野外での活動が続くと、水だけを補給している状態では体内の塩分濃度が下がり、「低ナトリウム血症」や「隠れ脱水」に陥るリスクが高まります。

この状態では、倦怠感や頭痛、めまい、食欲不振などの症状が現れることがありますが、単なる疲労と見過ごされやすく、対応が遅れることも少なくありません。


屋外イベント・作業時は特に注意

特に、キャンプや夏祭り、屋外での作業やイベント参加などでは、無意識のうちに大量の汗をかいていることが多いため注意が必要です。


“質のある水分補給”を意識する

対策としては、こまめな水分補給に加えて、塩分や電解質を含む飲料(スポーツドリンクや経口補水液など)の活用が有効です。
大量の汗をかくシーンでは、水だけでなく“質のある水分補給”を意識することが重要になります。


正しい知識を共有しよう

トレーナー自身はもちろん、お客様にも正しい知識を共有し、夏場の体調管理をサポートしていきましょう!

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