編集長:アヴニールで一番の観察力を持つ、素川トレーナー。その眼で、一体何人の異性を虜にしてきたのだろうか。
その観察眼を持つ素川トレーナーが、今アヴニールのトレーナーに見せてほしい映画を教えていただきました!
①『インサイド・アウト』(2015)

「悲しみ」こそが、人をつなぐことがある。
なぜこの映画を選んだのか?
→ 人間関係において、私たちはつい「楽しい」「嬉しい」という感情ばかりを大切にしがち。でも、本当に誰かと深くつながる瞬間は、「悲しみ」を共有したときかもしれない。
💬 「ライリーには、今すごく大切なことがあるの。泣くことよ。」
(「悲しみ」が「喜び」に語るシーン)
人が落ち込んでいるとき、無理に励まさなくていい。そばにいて、一緒にその感情を抱きしめることが、最も心を近づける方法なのかもしれない。
②『最強のふたり』(2011)

違う世界の2人が、本当の友情を築くとき。
なぜこの映画を選んだのか?
→ 住む世界も、育ちも、考え方も違う2人が、少しずつお互いを理解し、心を開いていく。偏見をなくし、フラットな関係を築くことが、どれほど素敵なことかを教えてくれる。
💬 「障がい者だからって、優しくする必要はないよ。普通に接してくれ。」
(フィリップがドリスに言うシーン)
相手を「特別扱い」しないこと。それは、相手を「ひとりの人間」として真正面から受け止めること。そうやって築かれた関係こそが、本物の絆なのかもしれない。
③『ソーシャル・ネットワーク』(2010)

成功とともに、友情が壊れていくとき。
なぜこの映画を選んだのか?
→ 人間関係は、成功やお金と切っても切り離せないもの。友情とビジネスの間で揺れ動く感情は、誰もが一度は経験したことがあるのではないだろうか。
💬 「俺はお前を訴えてるんじゃない。親友だったお前を訴えてるんだ。」
(エドゥアルドがマークに告げるシーン)
信頼は、一度崩れると元には戻らない。どれほど成功しても、人との関係をないがしろにすれば、最後には孤独が待っている。そんな残酷な真実を、この映画は教えてくれる。
人と人が出会い、すれ違い、つながっていく。
人間関係は、簡単じゃない。
でも、それでもやっぱり、「人と生きる」って、悪くない。
正解はないが、不正解もない。
そんなことをふと考えながら
さあ、今日はどの映画を観よう?