星に願いを託した日 〜アヴトーク七夕の願いと舞台裏〜

「ことばにした願いは、きっと誰かの心に届く」

そんな想いから、アヴトークで七夕企画を立ち上げた。
スタッフやお客様に向けて、10個の質問から1つ選んで答えてもらうシンプルな形式。
企画タイトルは「あなたの願い、星にとどけ」。

 

——とはいえ、
「忙しいみんなが、果たして答えてくれるだろうか?」
そんな不安が頭をよぎったのも事実だ。
なんなら、初日は「……これは無風かも」と思っていたくらい。

 

でも、実際に集まった回答を見たとき、
私は思わず、ひとつひとつに感動を覚えた。

 


編集長
① 今、いちばん「叶ったら嬉しい」と思う願いは?
「アヴトークが、誰かのきっかけになるように」

自分で自分に願ってるやん、というツッコミを受けそうだが、周りの言葉を顧みないのも編集長の役目。
本当にそれだけを願っていた。誰かの心がちょっとだけ軽くなる、そんなメディアになれたらと編集長が一番想っております。


t.kさん
② 自分じゃない誰かのために、1つだけ願いごとができるとしたら、何を願う?
「家族の幸せ」

なんてことない、でも根っこからあたたかい願い。
派手じゃなくて、静かに大きい。願いごとって、こういうのが一番美しいのかもしれない。

坂本はわかる。たぶん、あの人だ。最近あったことも知っている。
なら、心にすでに根ざされている想いをたった1つの言葉に込めたのだろう。
無駄な重みを削ぎ落とし、届くように。


まろさん
⑤ 今のあなたが、5年前の自分に伝えたい言葉があるとしたら?
「これからも紆余曲折あるけれど、全てはなんなとかなるから、毎日毎日を大切に。自分らしく進んでくださいね☺︎」

読んでいて、胸がじんわりした。
5年前の自分に、こんなふうに言ってあげられるって、すごいことだ。
今の自分をちゃんと肯定してる証拠だと思った。
なにも悩んでない。言霊はきっと叶えてくれる。後は前に進むだけだろう。
なぜなら、スタッフの自分らしさを、しっかり守ることが、私の仕事だからだ。


森下幸太郎さん
① 今、いちばん「叶ったら嬉しい」と思う願いは?
「最高の国際結婚!」

アンタが大将!


匿名さん
⑨ 「これが私の人生で大事にしたいもの」と言えるものは、今なに?
「幸運のネックレス」

誰かからもらったものなのか、ずっと身に着けているものなのか……
背景が見えないぶん、想像が膨らむ。きっとそのネックレスは、ただの装飾品じゃないはず。

胸元で輝くネックレスに、誰かもきっと幸運を分けてもらえているはず。


Tけしさん
⑤ 今のあなたが、5年前の自分に伝えたい言葉があるとしたら?
「その調子でもがけばいいさ!」

人って、もがきながら進むもんですよね。
その言葉に、過去も未来もぎゅっと詰まってる気がした。


目次

ぱっと見では「少ない」かもしれない。

でも、目を凝らすと1つ1つに、「想い」がしっかりあった。

数ではなく、量。
形ではなく、想い。

アンケート数だけ見れば、正直もっと集めたかった。
でも、数字よりも、そこに宿る“心の質量”が大事だって、今回あらためて気づかされた。

そして何より——
この企画を通して、人が言葉にした願いは、
やっぱり誰かの心に残るんだということ。

私は今、ちゃんと確信している。


願いごとは、叶うかどうかじゃなく、願えることが大事。

その想いを交差させる場所として、アヴトークが在る。
それこそが、この企画の意義だったと感じています。

アヴトーク編集長より、星に願いを込めて🌠

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