
人と人との間に立ちこめるわだかまりは、時に小さな石のように心に引っかかる。
その石をどける最初の力は、「自分が悪かった」と差し出す素直な一言だ。
『謝ることは、関係を閉ざすのではなく、関係を開く扉となる』
謝ることは、敗北ではない。
むしろそれは、己を低くして相手を高めるという、最も力強い愛の表現ではないだろうか。
人は謝罪によって弱くなるのではなく、むしろ心の鎧を脱ぎ、真実のままに立つ。
誤りを認めることは、自分を否定することではなく、関係を肯定することだ。
『謝罪は、過去を消すのではなく、未来を結び直す願いだ』
先ず謝ること、それは最大の愛の始まりだ。
ただ、どうしても謝ることができなくても、すぐに言葉にできなくても大丈夫。
心のどこかで「ごめん」と思えたなら、それはもう愛の種が芽吹きを起こしているから。
小さな「ごめん」は、心の奥で大きな和解に育っていくものだ。
前提として人は皆、間違えながら歩む存在。
だからこそ、先に頭を下げた人の姿に、愛と勇気が宿るのだ。
『謝ることを恐れずに歩む者は、いつも愛と共に進んでいる』
誤りに謝る。
それこそが愛への第一歩ではないだろうか。