【接客】信頼・満足・継続をつくる現場の工夫~LTVを高める接客術〜

アヴニールで、「LTV」を題材とした研修会を開催しました。

はじめに

フィットネス・ウェルネス業界で長くお客様に選ばれ続けるためには、「LTV(顧客生涯価値)」という考え方が欠かせません。
LTVとは、一人のお客様が契約開始から利用終了までに、どれだけの価値を企業にもたらすかを示す指標。単なる売上ではなく、「信頼関係の深さ」や「継続利用のしやすさ」までも反映されます。

この記事では、現場の接客・提案の質を高め、LTVを向上させるための具体的な行動ポイントを紹介します。


目次

1. ファーストコンタクトがすべてを決める

最初の3分で「この人に任せたい」と思ってもらえるかが、その後の継続率を大きく左右します。

Point❗️
  • 良い印象を与える要素
    • 自然な声とトーン
    • 相手の目を見る
    • 笑顔・姿勢・表情の明るさ
  • 避けたい印象
    • 声が小さい/笑顔がない
    • 相手の話を聞けず、自分の話ばかり

「スキルやプランより先に、人としての安心感を与えること」が第一歩です。


2. 回数券・頻度提案は“売りやすさ”で終わらせない

「とりあえず月4回」…この言葉に逃げていませんか?
お客様が目標を達成するために必要な頻度・期間を、根拠と共に提案しましょう。

サービスの価値はお客様が決めます。トレーナーはその“気づき”を与えてあげるます。

Point❗️
  • 例:「週2回×3か月で、この状態まで変わります」
  • お客様の選択に丸投げせず、「なぜその頻度が必要か」を伝え切る

3. 継続・終了時の提案で信頼を残す

継続案内のとき、ただ「どうされますか?」と聞くだけでは不十分です。

Point❗️
  • これまでの成果や変化を一緒に振り返る
  • 今後の目標や生活状況に合わせた提案をする
  • 無理な引き留めはせず、納得して終えられれば再開にもつながる

4. 提案に「自信」と「軸」を持つ

提案が曖昧だと、お客様は不安を感じます。
「この人にはこれが必要だ」という明確な軸を持ち、自信をもって伝えることが重要です。

Point❗️
  • 「どっちでもいいですよ」は禁句
  • プロとしての意見を、理由とセットで伝える

5. BGM・空間づくりも接客の一部

音・光・香り・温度は、無意識のうちにお客様の居心地に影響します。

Point❗️
  • 音量やテンポが空間に合っているか
  • 照明・室温・香りが快適か
  • 「なんとなく落ち着く」環境を意図的につくる

まとめ

LTVを高める接客とは、「信頼・納得・継続」を生む接客です。
お客様の変化を一緒に喜び、無理のない継続提案と居心地の良い空間を提供することで、満足度は高まり、自然と紹介やリピートへとつながります!

そのことにアヴニールのトレーナーが一人一人向き合い、互いの価値観を共有できた良い研修会が行えました。

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