
「何処へでも行ける」
そう思うと、なぜか足が竦む時がある。
「選べること」と「選ばねばならぬこと」
この2つの“あわい”の中で、わたしたちは“自由という名の使命”を受け取っている。
『自由とは、選べることではなく、選び続けるという使命のもとに成り立っている』
わたしたちは、生きることを選んだわけではなく、目の前の道を、一つずつ選び取って人生を歩んでいる。
自由とは、何でもできるということではなく、選ばなかった道に責任を持つということだと思う。
使命とは、外から与えられるものではなく、選び取ったものを最後まで担いきる意志だと思う。
自由は祝福と同時に、使命という重たさを持つ。
『使命とは、選んだものに意味を与え続ける愛の姿である』
(自由を)選ぶたびに、少しずつ自分の(使命)かたちを明らかにしていく。
自由は、使命の別名。
正しい選択でなくても大丈夫。
迷いながらでも、歩き出すことに意味がある。
『選ぶことを恐れず、選び直すことを許す』
誰かが決めた「正しさ」ではなく、
“あなた”の中の「まことさ」に従って生きてほしい。
今日という日に、“あなた”が選んだ何かがあるのなら、その小さな決断を信じてほしい。
『人は選びの中に、自己の存在を刻み続ける』
選ぶことの中に、“あなた”という人の尊さが息づく。