
白か黒か、ではなく。
右か左か、でもなく。
私たちの“在り方”は、常に“その場所”に宿る。
『どちらでもない場所に、ほんとうの自分は立つ』
選ぶことよりも、“居ること”に真実があると思う。
対立するものを眺めるとき、私たちはつい無意識に「どちらが正しいか」を探してしまう。
しかし、そこに答えはなく、大切なのはどちらかを選ぶことではなく、その選択の狭間に立つ“自分の居場所”を知ること。
葛藤の中で感じる痛みも、迷いも、
どこかを選ばなければという焦りさえも、
すべてはここに居るための証。
『居場所とは、選択の結果ではなく、存在の深度』
選ばずに“在る”という選択が、
“あなた”をもっと自在にする。
どちらにも寄らなくていい。
揺れていていい。決めなくていい。
『正しさより、どこに立つかが人をつくる』
そのまま“ここに居る”ことで、愛は始まる。
もし迷っているなら、立っている“今”の足元を見てほしい。
そこにしか、“あなた”の真実の花は咲かない。
そして、選ばないことで、やっと見えてくる道もある。
答えは進んだ先ではなく、立っている今その場所に存在するものだ。