価値なきものを価値あるものへ【ことばの種】

すべて整ったものだけが美しいとは限らない。
むしろ、欠けたもの、壊れたもの、忘れられたものにこそ、“創造”の火は宿る。

『闇に触れた手のひらに、光は生まれる』

想像とは、単に生み出すことではない。
誰にも見向きされなかったものに目を留め、拾い上げ、命を吹き込む。

それが真の創造。

価値がないとされたものに、価値を見出す「まなざし」こそが、新たに価値あるものへ創りかえる力である。

それは、評価されなかった言葉に意味を与え、見捨てられた想いに、再び歩む道を与える素敵な行為だと思う。

『創造とは、無価値に見えるものへの無限の信頼』

たとえ、いま「何者でもない」と感じていても、“あなた”の中には、創造の種がある。

その種は、どんな地にも根を張ることができる。

『何もないからこそ、すべてになれる』

“あなた”が触れたものが光り輝くとき、それは“あなた”自身の光が外に溢れ出した証ではないだろうか。

価値なきものとされているものは、誰かの手によって、何度でも美しく、力強く、価値あるものへと創りかえられる。

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