トレーニング、ピラティス、ストレッチ。
アヴニールが提供する3つの専門的サービスである。
今は、それぞれが独立して成立するほどのクオリティを誇る。
しかし私たちは、そこにある“境界をなくす”という挑戦を始めようとしていたー
2025年5月21日に、阿部CTOと坂本編集長と事務員で話し合った。
ボディコンサルタントという、新しい役割

お客様が望むのは、ただ“どのサービスを受けるか”ではない。
本当に求めているのは、「自分はどうなりたいか」という未来像に寄り添い、その実現を導いてくれる存在だ。
「お客様がアブニールで何をしたいのかというのは、お客様が見つけるものであり、
それに沿ってトレーニング、ピラティス、ストレッチというツールがあるだけにすぎない。」
この考え方を軸に、ストレッチだけでも、トレーニングだけでも、ピラティスだけでもない、
統合された“体験”を届ける。
私たちが目指す先は、ボディコンサルタントである。
無色という色~トレーニング・ピラティス・ストレッチ~

仮デザインには、ピラティス、ストレッチ、トレーニングそれぞれの軸が配置されていたが、
阿部氏はこう言う。
「この3つの軸(サービス)があることは重要だが、それをつなぐ“中心点”が機能してこそ、アヴニールの存在意義が生まれる」
と。
そこで話題に上がったのが、ピラティス、ストレッチ、トレーニングのそれぞれの配色についてだった。
そして結論となったのは、ピラティス、ストレッチ、トレーニングを「無色」にしないかという阿部氏の提案だった。
「アヴニールとしての色で固定するよりも、トレーナーそれぞれの自由に応じられる柔軟性を認め、そこにそういった色を当てはめる必要がある。」
と阿部氏はいう。
それが「無色」という名の色であった。
個々の色は、トレーナー自身の強みであり、こちらがデザインするべき色は、中心にある色だけでいい。
アヴニールの存在は真ん中にあり、主張はそこだけでいいのだ。
お申し込みから、「体験」は始まる
この構想の発案者は、アヴニールのCTO(最高技術責任者)の阿部氏。
その思想は、各サービスにおける技術だけでなく「どう魅せるか」にまで及んだ。
そして、今回デザインを担当したのは事務員の小林氏である。
ここに、「デザイナー」ではなく、「事務員」がデザインすることに、アヴニールとしての熱を感じてほしい。
事務員という、お客様の“ファーストタッチ”に立ち会っているポジションだからこそ、表現できる色がある。
お客様にとっては、お申し込みの会話からすでに「アヴニール」なのだ。
「アップルの店員が死んだ目をしながら販売作業をしているのを見た事があるだろうか。ないと思う。」
アップルストアにいるのは、対応員ではなく、メッセンジャーである。
そしてアヴニールには、事務局にも同じように目の奥に熱を宿したメッセンジャーが事務員としている。
そう、つまり、
事務員がこのプロジェクトに関与している理由―
それは、
「お客様対応を一番最初に迎え入れる事務員が、このお客様が体験する線香花火の火花のような瞬間から、
アヴニールの意志を感じ取り、反応をしているからだ。」
この事は、どれほどアブニールを強くさせる事だろうか。
アヴニールにもそういった人材が事務局にいる事をみんなは知るべきである。
だから、私たちは強い。
このプロジェクトを通して、「本当の意味でお客様に寄り添う体験」とは何かを、再定義する。
これは、アブニールの戦略の一つと言っても過言ではない。
編集長のペンは止まらない。
今回の会議はとても面白いものになった。 坂本のペンは止まる事はない。 それはアヴニールが成長を続けているからだ、
私のペンは、どういった真のアブニールの姿を捉えるのだろうか。
そして今日、私のペンは真のアブニールの姿を捉え始めていた。