何を仕組み化し、何を残すか

アヴニール代表の川原です。

今日は「仕組み化」について話します。

いま、アヴニールは大きく伸びています。

ありがたいことに、求人の応募が止まりません。採用が追いつかないほどの数が、毎月届いています。

お客様からの新規申し込みも、鳴り止みません。

7月以降は、専属トレーナー──正社員も大幅に増え続けていきます。

パーソナルピラティス業界では初となるテレビCMも、動き始めました。

今年の10月の開始を見据えて、会社として全力で進めています。

新しいエリアの出店も続きます。

規模が大きくなるほど、こう考えたくなります。

──全部、仕組み化してしまえばいいのでは?

「何を仕組み化し、何を残すか」を話し合った本部ミーティング。
目次

■ 阿部の「待った」

先日の本部ミーティングで、私はひとつの議題を出しました。

「とにかく、仕組み化を進める」。

そこに、本部の阿部が待ったをかけました。

「今、それは危ない」と。

理由は、はっきりしていました。

現場の運用まで”今”仕組み化すると、アヴニールらしさが消える。

新人も中堅も育たなくなり、社内に大きな格差ができる。

マネジメントの力も、つかなくなる。

──つまり、人が弱くなる。

聞いて、私は立ち止まりました。

■ だから、線を引く

出した答えは、シンプルです。

「何を仕組み化し、何を残すか」を、はっきり分ける。

仕組み化するのは、事務・内部の運用・評価の”土台”。

ここは、公平さとスピードのために、徹底して仕組みにします。

仕組み化しないのは、現場で人が育つ部分。

ここは、あえて人に残す。

アヴニールの強さが生まれる場所だからです。

現場で人が育つ瞬間。ここは、あえて仕組みにしない。

■ 評価制度は、土台を仕組みにする挑戦

いま力を入れているのが、社内評価制度です。

これを、業界一の精度に引き上げにいきます。

入会率、レッスン数、継続率、チームでの働き──。

数字の面も、数字以外の面も、毎月データとして集めています。

それをNotionやNotebookLMに集約し、個人の評価が一目で出る状態にしています。

ポイントは、評価者の感情を入れないこと。

良い評価も、よくない評価も、こぼさず拾う。

だから、公平です。

数字から逃げない。言い訳の余地を残さない。

でも、数字”だけ”で人を見ない。

この両立のために、土台を仕組みにしています。

■ 還元は、責任とセットで

これからは、人にウエイトが乗ったサービス業の時代だと考えています。

社内の入会率・継続率が上がれば、利益率も上がる。

直営であることと、スケールのメリットを活かせば、他社には真似できない還元ができる。

そして、いま整えている公平な評価を、報酬や引き上げに、まっすぐ反映していきます。

だから、賃金も上げていきます。

ただし──「何もしなくても上がる」のではありません。

責任をのせて、上げていく。

たとえば、広告チームの一部のメンバーには、新たに広報の任務を付与しました。

その分、ベースのセッション本数は引き下げています。

役割が変われば、担うものも、返すものも変わる。そういう設計です。

役割が変われば、返すものも変わる。

報酬の水準も、引き上げています。

統括には、最低月額報酬50万円を補償。

本部には、年収1,000万円を補償。

そしてこの水準は、今後さらに上げていきます。

ただし、上に行くほど”強度”も上がります。

アヴニールは、上に行けば行くほど、求められるものが大きくなる。

その分、報酬も必ず上げる。──ここは、はっきり約束します。

昇進したのに給料が下がる。そんな会社もあります。

でも、うちは違う。上がれば、必ず上がる。

代わりに、求めるものも引き上げる。

できなければ、役割を下りてもらうこともあります。

責任と報酬は、いつでもセットだからです。

そして、これは上の話だけではありません。

現場で頑張る一人ひとりの給料も、もっと上げていく。

入会率や継続率が上がり、利益率が上がれば、そのリターンは現場に返す。

ここで働く全員に、返していきたい。

会社の資産を使って、利益を生み出せる人。

統括や本部に限らず、いまチームの動きで活躍してくれている人。

そういう一人ひとりに、次のステージを考えます。

会社のコア人材を育てること。

ここを、これからもっと強化していきます。

だから、いま社内で結果を出した人を、どんどん引き上げます。

現場から、統括や本部レベルへ。

その環境を、今まさにつくっています。

■ 締め

仕組み化は、人を機械にするためのものではありません。

人が伸びる場所を、守るためのものです。

──その線引きが、アヴニールの未来をつくる。

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