記事一覧
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伴奏者になる【ことばの種】
一人で奏でる音には限りがある。けれど、隣で重なる音があるとき、その旋律ははじめて広がりを持つ。 伴うとは、支配することでも、導き急ぐことでもなく、「静かに寄り添う力」だと思う。 『共に在る響きこそ、人を深く動かす音になる』 伴奏者は、相手の... -
真心【ことばの種】
真心とは、「目には見えない空気感」とでも言えるのではないだろうか。 言葉になる前の一瞬、場がふっとやわらぐ。理由は語れないのに、呼吸が深くなる。 それが人の内側から立ちのぼる「温度」だ。 『真心は、説明より先に空気を変える』 真心とは、整え... -
破壊的な発言しかできない人【ことばの種】
言葉はときに刃。ときに毛布。 刺す声の奥には、解けない痛みが眠っているのかもしれない。 そんなときは、守勢に回る前に、先ずは呼吸に耳を澄ましてみることが大切だ。 『怒りの表面には、触れてほしい傷が隠れている』 愛は無防備ではなく、境界線を携... -
期待を超える愛情【ことばの種】
「良かったです」で終わる関係は、たしかに穏やかだ。 けれど、ふっと肩の力が抜ける瞬間は、たいてい予定の外からやって来る。 『想定内の優しさは礼儀止まり、想定外の愛は記憶となる』 その一歩ぶんの余白は、心に扉をつくるだろう。 期待を満たすこと... -
成長と成功【ことばの種】
「成果」は、偶然の贈り物ではない。「成長」は、ただ時間が過ぎれば得られるものでもない。 “成功する人”と“努力し続けるだけの人”の違いは、どれだけ多くの時間を費やしたかではなく、どれだけ「効果的」であったかだと思う。 『がむしゃらより、確かさ... -
やらなくてもいいことをやる【ことばの種】
今日の「やるべきこと」を終えてもなお、伸びる手がある。 誰にも頼まれてないその「手間」は、等身大な心をそっと整える。 自分自身の「チェックリスト」の外側に、視界を澄ませる扉がひっとりと開く。 『義務の外で払う小さな誠実が、見えない明日を照ら... -
週刊アヴトーク2025年第18号
週刊アヴトーク2025年第18号 発行しました☺ 「週刊アヴトーク」は、定期投稿として、金曜20時までに上げます‼️ 🔴週刊アヴトーク2025年第18号のトピック ・技術よりも人柄―その意味を本当に理解できた瞬間(泉トレーナー) https://avetalk.aveni... -
ふと思うこと(西元トレーナー)
私は突然、世界を客観視してしまいます。 「今、ここにいる私って宇宙から見たらどう見えてるんだろう」とか「そもそも、本当に存在しているのだろうか」 自分の存在自体が信じられなくなるんです。 うまく言語化できないのですが、信じられないというか、... -
技術よりも人柄―その意味を本当に理解できた瞬間(泉トレーナー)
会社に入って間もない頃、からよく言われていた言葉がある。 「技術よりも人柄」 正直、そのときは心の中でこう思っていた。 「いやいや、この仕事は技術や知識があってこそでしょ」 どれだけ人柄がよくても、動きが改善しなければ意味がない。 そんなふう... -
優しさが巡る時間(日向子トレーナー)
「1時間が終わる頃に、やっぱり来てよかったと思えるように」 「この時間が、小さな幸せに繋がりますように」 そんな気持ちで、いつもお客様と向き合っています。 ピラティスが上手に出来なくてもいい。 動きのサポートをしながら、自分の体をひたすらに感... -
携帯ショップ店員からパーソナルトレーナーへ転職した話(阿部詠介トレーナー)
おはようございます🌞 今日は携帯ショップ店員からパーソナルトレーナーに転職した話を2回に分けてお話しします。 ・携帯ショップ店員になったキッカケ 大学3回生の時に就活を本格的に始めたのですが、当時は特にやりたいことがなかったので、適当に様々な... -
お盆の帰省(梶本トレーナー)
待ちに待ったお盆休み開始 年末ぶりに地元に帰省してきて、家族と地元の友達と有意義な時間を過ごせた✨ やっぱり息抜きはとても大事だなって感じた休暇だったなー(休み) トレーナー業は楽しい事もあるけど 反面嫌な事もあり、大変な事も多々あって、最近ス... -
お盆に帰省して気づいた、家族と過ごす時間の尊さ(畑野谷トレーナー)
このお盆は、家族や親戚と過ごすために愛媛へ帰省しました。 私は三人兄弟の真ん中。3歳上の兄と、2歳下の弟がいます。ふたりとも大阪で暮らしていて、今回はみんなで車に乗り合わせて帰りました。 愛媛に着いたのは夜の23時頃。それでも両親と祖父母は、... -
白馬岳二泊三日の登山記録2(今井トレーナー)
2日目、朝5時に起床。眠い目をこすりながら出発の準備をします。今回は帽子をかぶるので、いつものようなバチバチのヘアセットはしません。だからスイッチが入らず目が覚めない。準備を終え、いざ出発! まずは栂池ゴンドラリフトまで車で移動。そこから... -
白馬岳二泊三日の登山記録1(今井トレーナー)
みなさん、登山には行ったことがありますか? 僕は山の絶景、澄んだ空気、人の暖かさ、達成感を味わえるので大好きです! たくさんの人に「登山ってしんどそう」「何が楽しいの?」と言われますが、僕からは登ってみろよとしか言えません。 写真じゃ絶対に... -
意見の一致を捨て去る【ことばの種】
自分の信念と主義と価値観、その全てを捨てることこそが“コンセンサス”である。 私たちは「分かり合うこと」を目指しながら、どこかで「自分を曲げないこと」も手放せずにいる。 けれど、本当に一つになるということは“持っているもの”を差し出すことでは... -
知らないと危ない、夜の熱中症夜間にも起こる熱中症(森川トレーナー)
熱中症は炎天下で起こるイメージが強いですが、夜間にも発生することがあります。日中の暑さで建物や地面に熱が蓄積されると、夜になっても気温や湿度が高く保たれることがあり、就寝中に体温調整がうまくできず熱中症につながるケースがあります。 注意が... -
現状維持と現状破壊【ことばの種】
“現状維持”は醜悪であり、“現状破壊”は飢え渇きの貧しさだ。 止まることは、美しさを被った腐敗。壊す快感は、欠乏の咆哮に過ぎない。 今を生きたいなら、血の通わぬ演技ではなく、“真実の手”を動かそう。 ときに、安定も破壊も“逃避”の二択になることがあ... -
卓越性を求めて【ことばの種】
高みを目指すとは、他者の視線ではなく、自分の基準と約束をすることだと思う。 満足の手前で立ち止まることなく、もう一歩だけ深く整えること。 静かな前進が、結果の前に“姿勢”をつくる。 『卓越性は、誰かに勝ることではなく、常に自分に誠実であること... -
力の放出【ことばの種】
力は、閉じ込めるほど冷え、分け合うほど温まる。 筋肉が使うほど育つように、力も渡すほどに鍛えられる。 独占は滞りを覚え、共有は循環を生む。渡した力は、受け取った者の中で形を変え、温度を帯びて、更なる拡がりを見せる。 “私の力”から“私たちの力... -
心身一如と身心一如【ことばの種】
心と身体は、どちらか一方だけでは整わない。心から整えても、形から整えても、結果は同じ場所に重なる。 姿勢、呼吸、所作という「形」が、心の働きを引き出すものだ。 『入口は違えど、行き着くのは一如である』 心だけを追えば不安定になりやすく、身体... -
仕事を成し遂げる【ことばの種】
1日8時間の仕事をきちんと埋めたとしても、人生の芯は空白のままに終わっていないだろうか。 「終わらせるための仕事」は、確かに私たちを生かすが、「成し遂げるための仕事」だけが、私たちを前進させる。 終わらせるだけの働きと、成し遂げるための働き... -
人生で、1番美しい花火(坂本編集長)
夏ですね! 各地で大小さまざまな花火が上がっていますね。 みなさんは、人生で1番美しいと思った花火は、どんな花火ですか? 実は、私は、現役の花火師です。近畿各地の花火大会で花火を打ち上げにいっております。 そんな私が、人生で1番美しいと思っ... -
週刊アヴトーク2025年第17号
週刊アヴトーク2025年第17号 発行しました☺ 「週刊アヴトーク」は、定期投稿として、金曜20時に上げます‼️ 🔴週刊アヴトーク2025年第17号のトピック ・人生で、1番美しい花火 https://avetalk.avenir-training.com/the-most-beautiful-fireworks-... -
安心感の提供【ことばの種】
揺れる心からは、安心感は生まれない。 誰かの不安に手を伸ばす前に、先ずは自分の足元に灯りを点けよう。 心が波立つままでは、優しささえも揺れてしまう。 『持たぬものは、渡せない』 それは、厳しさではなく、真実の合図。だからこそ、与える前に整え... -
美意識とは【ことばの種】
美しさは飾りではなく、軸を支える芯ともなる。強さがなければ美しさはすぐに崩れ、逆に美しさがなければただ硬いだけになる。 『美しさと強さは、互いを映し出す鏡』 美意識とは、単なる感覚でも趣味でもない。それは、日々の姿勢や言葉の選び方、手の置... -
能力の真意【ことばの種】
世の中が称える力は、多くの場合、他者の評価に支えられている。 肩書きや実績。それは、誰かが与えた舞台の上で輝く。 だが、真に光を放つ能力は、誰も見ていない場所で育まれる。 『借りた光ではなく、自らの火を灯そう』 他人の手によって開かれる扉は... -
果実よりも種【ことばの種】
『側は時を飾り、中は時を繋ぐ』 果実は時間を食べ、種は時間を育てる。甘さは刹那、核は永遠。 未来を愛する人は、中に手を伸ばす。 外を磨くより、中を耕そう。永遠は、目立たぬ場所に静かに棲む。 果実は、見せるためにあるように見える。だが、種は残... -
ニューヨーク在住のお客様と過ごした夏(梶本トレーナー)
7月初旬、あるペアのお客様の体験セッションを担当しました。お母様と娘様の親子でニューヨーク在住の方で、今回は夏休暇で一時帰国されているとのこと。 普段からご自宅でトレーニングをされているそうですが、「分からない部分を解消し、プロの指導を受... -
人生で初めて遠方での勤務に行ってまいりました!(戸川トレーナー)
本日は、河内長野から大津京まで、南海高野線とJRを利用して、人生で初めて遠方での勤務に行ってまいりました! 実は前日から少しバタバタしておりました。身体が硬いこともあり、柔軟性をつけるためにストレッチをする習慣を心がけていて、リラックスでき... -
弱さを見せることで軽くなった心(畑野谷トレーナー)
昨日、ふとネガティブなモードに入ってしまった。そんなに頻繁じゃないけど、久しぶりにその感覚がきた。普段の私は、目の前のことをコツコツやって、1セッションを大事にしながら、仕事もプライベートもちょっと丁寧な生活を意識している。小さな努力を積... -
自己規律の真髄【ことばの種】
一日の幕開けは、音もなく静かなものだ。しかし、既にその静かなる幕開けから、我々は自己との見つめ合いを始めている。 「やるべきこと」は常に目の前にあるのに、「やる時間」はいつも足りない。 それでも我々は歩み続ける。己に従う“術”を知り得るため... -
責任の請負人は自分【ことばの種】
誰かのせいにすることは簡単だ。環境のせい、タイミングのせい、相手の態度のせい。 けれど、ほんとうに人生を引き受けて生きるというのは、自分の人生のハンドルを自分で握ることだと思う。 風向きではなく、舵を見つめる人になりたい。 『責任とは、罰で... -
適度な仕事とは【ことばの種】
働きすぎれば、力は削がれる。休みすぎれば、力は鈍る。 力には、「ちょうど良いめぐり」が必要なのだ。そして、そのめぐりを与えてくれるものが仕事だとすれば、適度な仕事とは、力に呼吸を与えることだと思う。 『力は出し切るものではなく、日々調える... -
週刊アヴトーク2025年第16号
週刊アヴトーク2025年第16号 発行しました☺ 「週刊アヴトーク」は、定期投稿として、金曜20時に上げます‼️ 🔴週刊アヴトーク2025年第16号のトピック ・ことばの庭003 〜“私”から“私たち”へ、ことばでつながるプロジェクト〜 https://avetalk.aven... -
水だけでは足りない?隠れ脱水に要注意(森川トレーナー)
夏場の水分補給は「量」だけでなく「質」も大切 夏場の水分補給は、熱中症対策として最も基本的な行動の一つです。しかし、「とにかく水をたくさん飲めば大丈夫」という認識だけでは不十分なケースもあります。 汗とともに失われる「電解質」 汗をかく際、... -
ことばの庭003 〜“私”から“私たち”へ、ことばでつながるプロジェクト〜
🌱企画概要 私たちアヴニールは、日々多くの「ことば」を交わしています。その中には、誰かの心を救った一言、前を向くきっかけになった言葉、自分を支えている座右の銘があるはずです☺️ この企画では、「あなたにとって大切な言葉」を集め、そこに込められ... -
【接客】信頼・満足・継続をつくる現場の工夫~LTVを高める接客術〜
アヴニールで、「LTV」を題材とした研修会を開催しました。 はじめに フィットネス・ウェルネス業界で長くお客様に選ばれ続けるためには、「LTV(顧客生涯価値)」という考え方が欠かせません。LTVとは、一人のお客様が契約開始から利用終了までに、どれだ... -
偉大な愛で小さきを成す【ことばの種】
すごいことができなくても、“あなた”にしかできないことがある。 それは、「小さなことを大きな愛で包む」こと。ひとつの想いが、すべてを変えることがある。 愛とは、いつも静かなところに宿るものだ。 気付かれることのない働き。報われることのない優し... -
【森下自叙伝】第1章 メンタル崩壊トレーニングとの出会い
森下トレーナーがいつどうやってどのようにトレーニングと出会いそして、大会までの苦難の道や日々の葛藤などを徹底解説‼️ どうもみなさんご機嫌よう、アヴニール期待の新人(色んな意味で) 森下幸太郎と申します‼️本日はサッカー少年がどのような経緯で大... -
自己の利益よりも他者への奉仕【ことばの種】
静かに満ちゆく心には、誰かのために動ける余白が存在する。 “奪おうとする手”ではなく、“差し出す掌”が美しいのは、そこに「精神の静けさ」が宿るから。 ほんとうに強い人とは、求めずに与えられる人。 与えることが損ではなく、自然となっている状態こと... -
自分を愛するということ(馬場トレーナー)
4月から、地元を離れて奈良に引っ越してきました。パートナーと新しい生活が始まって、環境も人間関係も大きく変わった毎日。 今まで当たり前のように会えていた家族や友達にも、なかなか会えなくなり、気づけば自分よりも相手を優先することばかりになっ... -
創造力を磨く【ことばの種】
『想像は心を遊ばせ、創造は心を生かす』 同じ“そうぞう”という言葉でも、それぞれに意味が違う。それに気づくと、いつも同じ景色でも、同じ空気でも、そこには新しさが生まれると思う。 今日をデザインすることが、明日を迎える扉になるのだ。 創造力とは... -
ちょうどいい匙加減【ことばの種】
多すぎても、少なすぎても、味は整わない。人生もまた、分量ではなく「匙加減」で深まっていくと思う。 他者との距離、言葉の温度、疲れへの配慮。それらすべてが「ちょうどよくある」ことは、実はとても繊細で、勇気を要すること。 『正解よりも、“ちょう... -
人と同じところを探す【ことばの種】
私たちは、隣の人と違うところを探しがちだ。“個性”や“唯一無二”という言葉に魅了され、誰かと「違う」ことに安心を求める。 でも、もしその視線を少しだけ変えてみたらどうなるだろう。 『違いではなく、同じところを探す人は、調和の種を蒔いている』 こ... -
現在位置の矢印【ことばの種】
地図を持っていても、自分の居場所が分からなければ、どこへも進むことができない。 「どこへ向かうか」よりも先に、「いまどこにいるのか」を知る必要がある。 たったそれだけの確認が、見えなかったものを浮かび上がらせていく。 『進むために必要なのは... -
えこひいき【ことばの種】
誰しもが、自分の中に引いた見えない境界線を持っている。 そこから、内側は「自分」とし、外側を「他人」と名付けていないだろうか。 その線の内側にあるものだけを特別に大切にしてしまうのは、きっと人間の習性だろう。 『人は自分という境界の中を優遇... -
週刊アヴトーク2025年第15号
週刊アヴトーク2025年第15号 発行しました☺ 「週刊アヴトーク」は、定期投稿として、金曜20時に上げます‼️ 週刊アヴトーク2025年第15号のトピックは、 ・ことばの庭002 〜“私”から“私たち”へ、ことばでつながるプロジェクト〜 https://avetalk.a... -
「#新人を助けて」プロジェクト【アヴニール8月ニューメンバー】
“新人”という言葉は、きっと誰にとっても懐かしく、少し胸が苦しくなる響きだ。 アヴニールメンバーなら誰もが経験した『アヴニール1日目』 まだ何も分からなくて、不安でいっぱい。 だけど—「それでも、アヴニールにきたいと思った理由」を紹介します!... -
ことばの庭002 〜“私”から“私たち”へ、ことばでつながるプロジェクト〜
🌱企画概要 私たちアヴニールは、日々多くの「ことば」を交わしています。その中には、誰かの心を救った一言、前を向くきっかけになった言葉、自分を支えている座右の銘があるはずです☺️ この企画では、「あなたにとって大切な言葉」を集め、そこに込められ...